子どもたちはいつも元気ハツラツ!です。
そのエネルギーを発散させてあげるには遊びが重要視されますが上手に発散できていますか?
お天気がいい日は、子どもにとって「外遊び」が楽しみの一つです。
さて皆さんに質問です。
Q1・・自分の幼い頃、公園や外での土や砂遊びをしましたか?
Q2・・外に行く時、必ずバケツやスコップを、必ず持って行っていましたか?
この「問」には殆どの方が「時々、持って行った」「近くにある枝や小石を使って遊んでいた」等の答えが返ってきます。
皆さんの小さい頃遊んだ記憶をたどってみると、お山を丁寧に頑丈につくり、友達とお山を挟んで向き合いながらトンネルを掘っていく、お互いの指先にザラザラと感触が伝わってくると目を合わせながらソーッと掘り進んで「トンネルのでき上がり!ヤッター!」
そしてお山の周りには水が流れるお堀を作り、近くにある枝や石コロや水などを使ってデコレーションして完成!という風に手を充分に使い遊んでいた記憶がありませんか?!
現代の子ども達の環境を見直すと、車社会で道路舗装のため土砂が少なくなり動物は砂場がトイレになりますし、公園設備の一環として砂場を無くす公園も少なくありません。
ですから衛生面で道具(スコップ等)は必要ですし、お友達との良い関係を保つためにも道具は必需品となっているのが現状です。
その為子ども達は穴を掘るのは上手ですが、お山の製作経験は少ないようです。感覚遊びの経験を少なくしてしまいます。
ではこの時期にピッタリで気軽にできる遊びの提案を一つしましょう。
室内遊び
- 画用紙
- 絵具やフィンガーペイント
- シャボン玉
- 木製ビーズ
フィンガーペイントは手やビーズを使って画用紙に絵を描いたり転がしたり、シャボン液に絵具やフィンガーペイントを入れて色つきシャボン玉の発見!
画用紙や大判模造紙を持っていき親子で多色シャボン玉の小さな芸術祭を開いたり、と親子の会話や友達とのコミュニケーションも楽しめるはずです。
そしてちょっとお天気が悪い時には、上記の遊びをダンボールの中やお風呂場で行ったり、砂場での手遊びに変わるものとして室内遊びの中心となる〝積木遊び・ゲーム〟などの集中して遊ぶ道具を用意してあげて下さい。
季節や、お天気の移り変わりで、外遊びと室内遊びのバランスを上手にとることで、子どものエネルギー発散は身体の栄養となってきます。
外遊び
- ボール2種(大→約25cm・小→約6cm)
- 縄なわとび
- バケツ&スコップ
小さいボールは手を使って遊び、大きなボールは腕から体全体を使って遊びますから、体がフル活動します。
縄とびはニョロニョロ遊びで追いかけたり、飛んだり、縄で丸く陣地を作って石や葉っぱを集めたり、ごっこ遊びをします。
心を育てるおもちゃ
おもちゃは子どもの思いを表現するものです。自分の考えを育て、他の人のコミュニケーションを大切にする心を育ててくれます。年齢だけでなく、その子に合っ たおもちゃについて、おもちゃコンサルタントがアドバイスをします。
サークルのお話会や園での研修会など、ご相談下さい。